先日登園前にえらくぐずったakanyan。下着のまま玄関に座り込んでもう動こうとしません。泣いてばかり。こういうときは病気の予兆ってことが多いし,最近ではかなり珍しいことなので,大事を取って休むことにしました。
torazoとパパが出かけて二人きりになるともう,けろり。あれれれれ。映画でも見に行く?お出かけする?なんて話になってました。どうやら体調不良ではなかった模様...家にいても仕方がないので,出かけようかと準備をはじめたところに電話が。
保育園の担任の先生からでした。
「akanyan,おはよう! どうしたの?おともだちもみんな心配してるよ。akanyan大丈夫かなあって。今日はお休み?」
後ろからおともだちの声も聞こえてきます。
akanyanは「おはよう」と恥ずかしそうに言ったきり,もじもじ。すみませんが今日は休ませます,と言って電話を切ったんですが,ものの三分もしないうちに,
「保育園行く」
と言い出した。あらまぁ。
「保育園行っておともだちと一緒にプールはいる」
こりゃたいへん,急いで支度しなきゃ。プールに間に合わないぞ〜というわけて,タクシーを呼んで保育園に急行いたしました。
教室に着くと,なんとみんながわらわらと出てきて,akanyanを取り巻き,べたべたさわったり,大きな声で「akanyan心配してたよー」「よかったねー」などと言ったり,先生が「ほらほらそんな芸能人囲むみたいにー」とつっこんでましたが,ほんとそんな感じ。それをうけて一人の園友ボーイが「げいのうじんみたいだぞー」とこれまたでっかい声(笑) akanyanはたいへんうれしかったようで,にっこにこ。
たぶん先生の指示だと思うんですが,なかなかいいなあ,と思いました。お盆休み明けの時期なので,長期で休んだおともだちが多いんですが,そういう子が復帰したときなどにやってあげてるらしいのですよ。
akanyanはこれまでいつもやってあげる側だったんでしょうが,今回はみんなに歓迎してもらって,受け手の気持ちもわかったってわけですね。人の気持ちがしっかり読めるようになるという4歳児,成長が楽しみです。